10 自己責任!?アメリカでは年間25万人、毎日600人以上が心臓発作により突然死しています。 2000年11月心停止救命法 (Cardiac Arrest Survival Act: CASA) が施行され、次代ブッシュ大統領もこれを推進し、行政が力強くあと押ししているのです。 また、CASAと相前後して全米各州でPADに関する法整備が進んでいます。 善意で行う緊急避難的な救命行為にはその責任を問わないとの 「good Samaritan (良きソマリア人)法」 といわれるものです。 日本では、2004年7月1日に一般人のAED使用を認めました。 緊急避難で一般市民がAEDを操作するのは、民法第698条の「緊急事務管理」に相当し、悪意または重過失がなければAED使用者が不法行為による責任を問われることはなく、損害賠償による責任も問われないとしています。 ともかく、今年2004年は日本でのPAD元年です。 |