AEDを使う心肺蘇生法 トップ
>
いのちをつなぐ 目次
>
第三回 漢那朝雄先生
> その5 日本麻酔科学会総会で結構色々やったりしてたわけです。
メニュー
その1
ACLSのきっかけは・・・竹下彰教授@日本循環器学会
その2
それから少しずつ仲間を増やしていったのが、「ACLSを広める会」のきっかけなわけよ。
その3
ICLSが大々的にどんどん広がっていった原動力は、「成人教育」ですね。
その4
竹下先生とは、その後もご縁があるんですよね。
その5
日本麻酔科学会総会で結構色々やったりしてたわけです。
その6
応急手当普及員を組織化して、「ドームデビューだ!」ってね。
その7
ハートセイバーAEDは一般市民向けに凄く良いと思う。
その8
実は日本の新しい心肺蘇生のガイドライン、僕、結構イケてるんじゃないかと思ってんのよ。
その9
アメリカの警察は「善きサマリア人法」が適用されないよね。
その10
福岡県のAED普及率は人口当たりにすると、全国でも3本指に入るんじゃない?
その11
普段の院内の急変への対処すらシステム的に出来なくて、災害医療の事ができるなんてありえないよね。
その12(最終回)
循環器学会の先生方が、心肺蘇生に目を向けるようになった事は大きいかな。
漢那
麻酔科学会でですね、救急部門の委員会みたいなものが出来た時に、僕を呼んでいただいたんですよね・・・。ICLSを広めるとか、・・・学会でのAED講習会の企画運営みたいのとか任されてやったりとかしてたんで・・・。
それまでの伏線で、そういうのがあったから、でしょうね。
菊地
うん。
漢那
そんなことから、2003年にニュージャージーに行く・・・っていうことにつながる訳ですけど・・・。そんないきさつになっているんですよね・・・。
そういう、下積みを結構してたわけです。
菊地
え? 今も下積みでしょう? (笑) ハハッ (笑) 。
漢那
ハハハハハハハハッ (笑) 。そうそうそう。
菊地
初めはどんな感じで話が来たの?
漢那
たまたまなんでしょうけど、これまたありがたいことで、福岡大学の田中経一先生・・・JRC委員やってますけど・・・が、なんか知らんけどね、声かけてくれとって。「日本麻酔科学会でAEDの講習会みたいのするから、あんたせんのう?」ちぅみたいな感じでね、話されて。
菊地
うん。
漢那
日本麻酔科学会総会で麻酔科医相手にAEDの実技講習会やったんですよ。
ちょっと年数忘れたんですけども、それが・・・あの、ちょうど第50回かなんか・・・えらい記念大会みたいなときやったんやね。
パシフィコ・ヨコハマ
でやったんよ。
菊地
ふーん。
漢那
なんかようわからんけど、多分ね、田中先生が救急関連部門の心肺蘇生の何らかの関連の委員をされていて、それで僕にそういう講習会担当みたいのを振っていただいて・・・。たまたま。
菊地
うんうん (謙) 。
漢那
で、その後も、僕の元上司の高橋成輔先生が麻酔科学会総会した時にも、福岡ドームでいろいろやるってことで・・・救急災害医療の展示ブースみたいなところで、AEDの紹介とか、啓蒙のDVD映像流したりしたんですね・・・。
菊地
うん。
漢那
あとは、実際そこで討論会を企画して、大津市民病院の福井先生、慶應大学(当時)の三田村先生、フジテレビの黒岩さん、あとはねぇ、兵庫の健康センターの河村先生も呼んでディスカッションしてもらったわけ。
・・・僕は完全に裏方で、名前は表に全然出ないんだけど、それを企画したのが僕だったんですね。
菊地
あっー! なんかね、その討論会の話聞いたことある。
漢那
で、ねぇ・・・、河村先生とはそのとき知り合いになっとったから、さっき話しに出ている竹下先生がやった循環器学会の会場で会ってから、お話したもん。
菊地
あっ、そうなんだ。
前
ページの先頭へ
次
シリーズ 「いのちをつなぐ ひとをつなぐ こころをつなぐ」 の第三回目は、九州大学の漢那朝雄先生にご登場いただきました。
菊地とは同い年ということもあって、ACLSなどの蘇生教育を通じてすごく親しい間柄になっています。
パシフィコ横浜