野々木 |
循環器救急に関して、これまでは日本循環器学会自体は興味を示していなかったのですが、最近になってこういうエビデンスがたくさん出始めたら、こちらの領域に目が向いてきはじめましたね。心原性心停止のデータとして、特に全国ウツタイン登録の400,000件のデータにえらく注目し始めた理事の先生もいて、ちょうどいいチャンスかなと思います。 これをよい機会にして、まず循環器救急医療委員会として、長尾先生に 「心原性ショック症例」 登録を作ってもらいますので、その後にエビデンス発信もしていきたいと思っています。そういうところで、この循環器救急医療委員会の活動はこれから非常に大事かなと思っています。実は、この委員会は一番大きいのです。日本循環器学会の各種委員会の中で、この循環器救急医療委員会が一番大きいのですね。 |
安田 |
人がですか? |
野々木 |
人もですし、循環器救急医療委員会の中に小委員会が4つ・・・蘇生科学小委員会、JCS-ITC運営小委員会、循環器救急医療制度委員会、AED検討小委員会の4つがあるのです。 |
安田 |
4つもあるのですか。 |
野々木 |
ええ。普通、4つもある委員会はないですよね。なかなか、大きくなってきたのですよ。だから、今後いろいろなことかできるかなというふうに思っています。 |