平成20年6月から吹田市の救急車5台に 「モバイル・テレメディシン」 システムが搭載され、救急車から国立循環器病センターに直接に患者データを送信しながら患者を搬送することができるようになりました。
聞き慣れない言葉でしょう。
「モバイル」 は移動体通信すなわち皆様が使用している携帯電話を意味します。 「テレメディシン」 は遠隔医療のことです。 したがって、携帯電話を利用して医療情報の交信をおこなうことです。
このシステムは、国立循環器病センターを中心に企業と5年間をかけて共同開発されたものです。救急車内で記録される全ての医療情報をリアルタイムに病院側にインターネットを利用して送信するもので、世界に先駆けたシステムです。