今回、3カ月という短期間ではありましたが、アリゾナ大学への留学の機会に恵まれ、アメリカから学ぶべき多くのことを実感しました。また、文化、風習、社会制度、言語、人種・・・日本とは全く異なる環境に置かれることで、今まで気付かなかった日本の良さも身にしみて感じることもできました。
また、この留学中に関わった研究の成果が論文化されることで循環器病学、蘇生学の発展に貢献でき、今後もアリゾナ大学と循環器病センターが連携しながら多くの共同研究が展開されることを期待します。
最後になりましたが、このような留学の機会を与えていただきました国立循環器病研究センター病院長友池仁暢先生、心臓血管内科部門長野々木宏先生、アリゾナ大学Gordon A. Ewy 先生、Karl B. Kern 先生をはじめ、今回の留学をサポートしていただいたすべての方々に心から感謝いたします。
この研究は、厚生労働科学研究費急性期心筋梗塞と脳卒中に対する超急性期診療体制の構築に関する研究(主任研究者 野々木宏)、財団法人循環器病研究振興財団厚生労働科学研究推進事業、外国への日本人研究者派遣事業の支援を受けています。